2023年の12月30日に発熱し、大晦日にコロナ陽性が発覚し、そのまま布団の中でうんうん言ってるうちに2024年の元旦は終わってて、2日にちょっとだけ起きることが出来るようになった。
毎週やっているポッドキャスト、さすがに1月最初は無理かもと思ったけど、記録になるかもと録って配信した。あとから聞くと声が苦しそうで痛々しい。

熱は下がり、人に感染させそうな状況ではなくなり、一応毎日起きて仕事をして生活をして、1月も10日をすぎたけど、全然本調子にならない。自分でもはがゆいのだが、元気になっていくスピードを凌駕するスピードとボリュームで疲労が溜まる。コロナ療養真っ只中は録音できたけど、今週(2024年1月11日木曜)のポッドキャストは休むことにした。全然気分が乗らなかった。やりたいけど時間があんまりなくて大変!みたいなことはあったけど、やりたくないなと思ったのは2年以上やってきて初めてのことかもしれない。それだけ緊急事態である。

わたしは過去に、仕事場が合わず心身のバランスを崩してしばらく休んでいた時期があるのだが、あの頃のことを思い出している。むしろあの時感じたことを完全に忘れていたんだなぁとも思った。すごく辛かったけど、忘れられていたんだ(いいこと!)。
あの時知ったことの一つは、元気になるのに時間を要する状態、というか本当に元気になるのかな…と不安を感じているとき、周りからかけられる声の受け取り方が変わるということだ。
明らかにこちらを気遣って、労りの気持ちで言ってくれているのはわかっているのに、
調子はよくなった?もう本調子になった?
と尋ねられることが、チクッと胸に刺さりプレッシャーに感じることがあるんだと知った。
元気であることを求められている=元気じゃないと足りてないのかな…
みたいな気持ちにね、なるんですよ、変だよね。
自分に自信がないから、せめて相手の期待する自分でいたいと思ってしまうのだろう。
自分の状況を恥ずかしく思う反面、病を笑い飛ばそうとしてくれているのかわからないけれど、症状を面白がったり、〇〇(違う事象)みたいな感じ?似ているね!みたいに言われたり、たいしたことじゃないよって言われるのも嫌だった。
わたしはまだ暗いところにいるのに、勝手に光を見出さないでくれ…
という感じだろうか。自分の狭量さに笑えてくるけど、調子が悪かったし、元来わたしは人の目がとっても気になるタチで、元気でいると思われたいんだなぁとも思った。
でも時を経て、自分の状況がもう少しで良くなりそうって感じている時には励ましをちゃんと受け止められるようにもなった。つまり心の状態によって同じ人が言った同じ言葉でも受け止め方って違っていて、そこは受け取り側のタイミングであってどうしようもできない部分だ。
余裕があると、相手の言葉からよい要素や必要な成分だけを上手に受け取れるんだけど、余裕がないといらない部分を受け取って、大事なところが抜け落ちてしまうのかもしれない。

ここまで書いたようなことを実感したので、不調にも段階があって、ひとそれぞれそれを乗り越えようとしている時にこちらからの声かけが役に立たないこともあるということがわかったし、励まそうとしてかけた言葉で顔が曇ることがあるのも仕方ないと知った。だから、人が自分の不調や不具合を吐露してくれたときは、状況を詮索したり、勝手に光を見出そうとしたりしないで、「そうなんだ」と返すことにしようと思っていたんだけど、できていたのかわからない。思い出したからまた心がけよう。

わたしは好奇心が強く、知りたい欲求とかも強いので、元気な状態だと起きている時間いっぱいあれこれ頭も体も使ってしまうけど、このコロナ療養で、ぼんやりしてなにもやる気が起きないな、、、となったことで、見えてくることがいっぱいあった。そこまで一生懸命全ての時間を使い切らなくてもいいやと思うようになった。少しあゆみの速度を落としてみようと思う。正直苦手な類の心がけだけど。もともとは怠惰な性質でいくらでもダラダラ出来ると知っているから、頑張っているほうが社会に馴染めている気がして安心なんだよね。

でも2024年以降はガツガツ頑張るのを出来るだけやめて、楽しいなとか、おもしろいなとか、会いたいなとか、ほわほわした気持ちをたくさん集める生き方にシフトしていきたい。いままでは頑張ることが好かれる前提だと思ってたみたいなんだけど、ほんとかな?って気分になったので。これについてはいろいろ経緯があるんだけど、長くなるので胸に止める。それからもう少し元気になったらたくさん歩いて、たくさん寝よう!

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2024年になってたね

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